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いますぐ行動!
感染症の

正しい予防方法について紹介します

世界中から多くの人が集まる国際的マスギャザリングでは、感染症のリスクが高まります。
感染症の予防や感染拡大の防止には、手指衛生・マスク装着といった基本的な対策の徹底が大切です。
また、ワクチンで防げる感染症は、ワクチン接種を済ませておくことが重要です。
手指衛生(手洗い・アルコール消毒)
・こまめに流水でしっかり洗う
・乾いた手に速乾性のアルコール剤を使う
マスク装着(サージカルマスク)
・咳やくしゃみなどの症状がある人が付ける(感染拡大の防止)

麻しん(はしか)

ワクチンで予防
MR(麻しん風しん混合)ワクチン
麻しんワクチンと風しんワクチンが一緒に入っているワクチンです。接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得できるといわれています。2006年度から1歳時と小学校入学前の計2回の定期接種が行われています。
皮下注射
定期接種の場合、2回
2回の接種を受けることで、1回目よりさらに免疫をつけることができます。
国際的イベントにボランティアなどで参加する人
海外には麻しんが流行している国が多数あります。国内に持ち込まれ集団感染が起こる可能性があります。
医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、接種を検討してください。
麻しん含有ワクチンの2回接種歴が確認できない人
2回MRワクチンを接種したことがない方は要注意です。特に1度も接種したことがない方は緊急に接種する必要があります。
女性の方は妊娠中に接種できないので、妊娠をしていない時期に早めの接種をお勧めします。
定期接種
1歳時と小学校入学前の計2回の定期接種が行われています。
ただし、地域で大流行している場合、生後6ヶ月から接種可能です。
任意接種
国際的イベントの観戦に行かれる方やその地域に在住の方は、6〜8週間前までに接種するようにしてください。
※ 厚生労働省 麻しんについて
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html(2019年12月14日アクセス)

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2024年3月作成 MAT-JP-2202125-2.0-03/2024

Where
かかりつけの医療機関へ
お問い合わせください。

風しん

ワクチンで予防
MR(麻しん風しん混合)ワクチン
麻しんワクチンと風しんワクチンが一緒に入っているワクチンです。接種することで、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得できるといわれています。2006年度から1歳時と小学校入学前の計2回の定期接種が行われています。
皮下注射
定期接種の場合、2回
2回の接種を受けることで、1回目よりさらに免疫をつけることができます。
国際的イベントにボランティアなどで参加する人
麻しん同様海外からウイルスが国内に持ち込まれ集団感染が起こる可能性があります。
医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、接種を検討してください。
MRワクチンの2回接種歴が確認できない人
特に1回の記録も無い人は緊急の接種が必要です。
また、女性は妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると先天性風しん症候群の児が生まれる危険性があるので、妊娠をしていない時期に早めの接種をお勧めします。
第5期風しん定期接種
昭和37年4月2日-昭和54年4月1日生まれの男性で、HI抗体価1:8以下に相当する方は必ず接種を受けてください。
定期接種
1歳時と小学校入学前の計2回の定期接種が行われています。
ただし、地域で大流行している場合、生後6ヶ月から接種可能です。
任意接種
国際的イベントの観戦に行かれる方やその地域に在住の方は、6〜8週間前までに接種するようにしてください。
※ 厚生労働省 風しんについて
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/(2019年12月14日アクセス)

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侵襲性髄膜炎菌感染症

ワクチンで予防
侵襲性髄膜炎菌感染症ワクチン
侵襲性髄膜炎菌感染症はワクチンで予防することができます。日本でも2015年5月から、髄膜炎菌ワクチンが任意接種できるようになりました。
髄膜炎菌には12種類(血清群)ありこのうち、5つ(A,B,C,Y,W-135)が感染の原因となる場合がほとんどです。国内では、5つのうち4つ(A,C,Y,W-135)の血清群に対する4価髄膜炎菌ワクチンが承認されています。また、海外の血清群Bに対する髄膜炎菌ワクチンがあります。
160
B群:15例(9.4%)
C群:13例(8.1%)
Y群:75例(46.9%)
W-135群:5例(3.1%)
Y群またはW-135群
:4例(2.5%)
型別不能:4例(2.5%)
検査未実施:44例(27.5%)
国立感染症研究所 病原微生物検出情報 月報 vol,39 No,1 (No,455)2018
https://www.niid.go.jp/niid/ja/bac-megingitis-m/bac-megingitis-iasrtpc/7784-455t.html (2020年3月3日アクセス)
日本の侵襲性髄膜炎菌感染症の報告例はごくわずかですが、世界では毎年30万人の患者が感染し、3万人が死亡しています。感染者の5~10%が24~48時間以内に死亡、もし回復した場合でも11~19%で四肢切断や神経障害、聴覚障害など重篤な後遺症が残るといった報告もされている感染症です。国際的イベントなどのマスギャザリングイベントにおいて、海外から国内へ菌が輸入される恐れが十分にあります。日本での感染を防ぐために、ワクチンでの予防接種を行い、一人ひとりが備えるようにしましょう。
筋肉内注射
1回
  • 国際的イベントなど、集団での活動に参加する方
  • 春休み、新学期・新しい集団生活が始まる(特に寮生活)前の方
  • 海外渡航、海外留学の予定がある方
麻しん・風しんのように定期接種ではありませんので、大規模イベントの観戦に行かれる方やその地域に在住の方、また集団生活や海外渡航・海外留学の予定がある方は4週間前までに接種するようにしてください。

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